8月8日(土)から8月10日(月)の3日間、サルシカ隊神奈川支部の3家族が三重に遊びにきたのである。
年に一度の三重巡礼。
隊長のワタクシにお参りする旅である(ウソです)。
午前10時。
伊勢神宮の公共駐車場にて待ち合わせ。
ありえない時間に待ち合わせなのだ。
渋滞を予想して前日から三重入りし、のんびり志摩観光をしていた志垣&ブラック一家はともかくとして、ほかの2家族は神奈川県から直接なのだ。
M子が聞いた情報によると、その2家族は、夜中1時に横浜やら川崎を出発しているという。
恐るべし都会パワーである。
田舎に暮らしていると、どんどん軟弱になっていくが、都会の人間は強い!
寝ない、座らない、えんえん待つ・・・ということに非常に強い耐性を持っている。
思えば、隊長のワタクシも川崎に暮らしているときは強かった。
が、いまや5人の行列すら待てない体に成り果ててしまった(笑)。
志摩のホテルに泊まっていた志垣&ブラック家は予定通り到着していた。
春以来の再会にワーキャー喜ぶ。
当然、あとの2家族は来ない。
ETC1000円の影響で東名、伊勢湾岸道、東名阪は大渋滞だという。
つまり川崎からずーっと渋滞なのだ。
普通ならば津から川崎まで5時間ちょっとである。
それが9時間を過ぎても到着しない。
しかも夜中の1時に出発しても、である。
もう世の中おかしいのだ。
駐車場でボーッと待ってもいられないので、電話で2家族に許可を取り、さっさとお伊勢参りをしてしまうことに。
なーに、あとでテキトーに合流すればよいのだ。
が、それにしても暑い。
灼熱地獄。
今年一番の暑さではないか。
8月に入るまで梅雨明けをしなかったせいか、これまでの蒸し暑さが一気にきているようだ。
神宮にたどり着く前に、暑さでダウンです。
で、思わず神宮前の赤福に飛び込み、夏の風物詩「赤福氷」をいただくとに。
本店よりも、おかげ横丁店よりも、ここが狙い目です。
若干ですが、空いてます。
この日は5分と待たず、いただくことができました。
「ひやっこ~~~い!!!」
まだ渋滞の車の中にいる隊員たちには申し訳ないが、シャリパクしてしまったのだ。
体の中からしっかりと冷える。
うまい!!!
サタンなM子は、携帯で赤福氷を撮影し、渋滞中の隊員に送りつけていた。
「冷たいよぉ、おいしいよぉ」
などと書いている。
我が妻ながら、本当に性格が悪い(笑)。
もし送られたのがワタクシだったらば、もう携帯を窓から投げ捨ててるね。
渋滞中の道路に身を乗り出して叫んでますね(笑)。
神々の土地へと渡してくれる橋は架け替え中でした。
工事の人はみんな白い作業着でした。
白装束なんでしょうか。
なかに入ると、高い空からぎらぎらの太陽光線が降り注いでくる。
暑さまでもが神々しい。
ここはそういうところだ。
樹齢ウン百年の木がごろごろしている。
この木漏れ日の中に入っても、やはり暑い。
暑いったら暑い!!
おみくじとかお守りを売っているところです。
天照大神が鎮座されている社はもっともっと奥にあります。
伊勢神宮にはじめてやってきた人は、その大きさに驚きます。
なかなか神様の家にたどり着きません。
はっきりいって疲れます。
神様のおうちの周辺は撮影禁止。
さっさとおまいりを済ませて、五十鈴川(神宮の中を流れる川です)で水遊び。
さすがに神宮内では遊べませんが、敷地からちょっと出たところが、みんなの遊び場になってます。
この川の上流には神様しか住んでいないので、見事な清流です。
コイやカニさんもいっぱいいます。
ちなみにズガニはもうホントにデカいのがうじゃうじゃ。
さすがにカニカゴを仕掛けられませんが(笑)。
近所の中学校の女の子たちでしょうか。
服のまま水に入って遊んでます(笑)。
神様のおうちのすぐ前で水遊び。
女の子も小さな男の子のように夢中で遊んでる。
こういうの好きです。
とてもいい風景です。
みなさんも夏、伊勢神宮に行く際には水着を持参で(笑)。
水遊びをしている間に、ようやくほかの2家族もやってまいりました。
すっかり午後1時を回ってます。
つまり神奈川から12時間車を運転してやってきたわけです。
すごいです。
全員おまいりが終わったら、おはらい横丁でちょこっとお買い物して、我が家(隊長宅)に急行。
荷物を放り込んで、そのままいつもの「猪の倉温泉」へ!
大人8名、子供7名で突撃です!
はい、つまりこれだけの人数が隊長宅に泊まるわけです。
ホントに大丈夫でしょうか。
ヌルヌルの湯でお肌ツベツベにした女性陣は「だはははは」と笑いつつ、うぐぐぐぐぐぐと飲みつつ、ドガドガと食べます。
すさまじいパワーです。
だって彼女たちは車の中ですやすや眠ってきたので、もうパワー全開。
一方・・・。
長時間のドライブで疲れ果てたパパたちは、ビールを飲みつつ、肉をくわえつつ、ひとり、またひとりと落ちていく・・・。
あまりに可哀想な姿なのだ。
悲惨なのだ。
子供たちもひとり、またひとりと落ちていく・・・・。
人類滅亡のとき、やはり最後まで生き残るのはオンナなのであろうなぁ(笑)。